ヌーラとヌーラビオの役割の違い
ヌーラとヌーラビオは何が違うのかということは他のページでもご説明していますが改めてヌーラとヌーラビオの役割の違いを確認してみたいと思います。
ヌーラは発生してしまった体臭を無臭化するスプレー
まずヌーラは消臭スプレーです。消臭加工スプレーでもあります。あらかじめ衣類にスプレーすることによりヌーラのイオン交換体が衣類に付着します。このイオン交換体と体臭が接触すると体臭は反応により消臭されます。
ヌーラビオはニオイ菌の発生を抑制するスプレー
またヌーラビオは抗菌スプレーです。あらかじめ衣類にスプレーしておくことでスプレーした範囲でニオイ菌が発生するのを防ぐのがヌーラビオです。ですのでワキガに限らず靴下にスプレーしてもニオイ発生を抑制する効果があります。
では、ヌーラビオだけあればヌーラはいらないのでは？という疑問がわくと思いますが･･･
例えばシャツ全体にヌーラビオを裏表全体にたっぷりスプレーすればかなりの体臭抑制効果が感じられます。しかしヌーラビオは抗菌をメインとしていますので様々な環境要因の中で発生してしまった体臭や他人の体臭などを防ぐことは出来ません。コスト的にも割高になります。
またワキガ臭に関してはワキガ菌が発生する際に発生するスパイシー臭や硫黄臭はヌーラでさえ無臭化することが出来ません。（スパイシー臭と硫黄臭以外は消臭可能）現在のところこのスパイシー臭や硫黄臭などを無臭化するのは技術的に困難といわれているのです。
このためワキガの臭いを抑制するためには衣類のワキ部にヌーラビオをスプレーし、ワキガ菌の繁殖を抑制することが非常に効果的なのです。
ではヌーラとヌーラビオをどう使い分けるたらいいか？
結論的には
●体臭（汗や加齢臭、足臭など）をケアしたい場合はヌーラ
●ワキガ臭をケアしたい場合はヌーラビオ
●体臭とワキガ臭をケアしたい場合はヌーラ+ヌーラビオ
ということになります。ただワキガの臭いを抑制したい場合はまずヌーラビオがおすすめ、汗や足の臭、加齢臭や生理臭といったワキガ以外の体臭対策にはヌーラがお勧めです。
ワキガ臭の判断は難しい点に注意
ワキガ臭といういうのはアポクリン腺から出る汗をワキガ菌が分解して発生するスパイシー臭と硫黄臭だけではワキガ臭にはならないのです。ましてこれらスパイシー臭や硫黄臭は不快な臭いではないのです。
しかし誰でも全身に分布するエクリン腺から出る汗を雑菌が分解して発生するアンモニア臭、イソ吉草酸、酢酸などは非常に不快なニオイなのです。
そして極めつけはこれらのニオイが混じった時、いわゆるワキガ臭となるのです。このためワキガ臭だと思っていたのが実はアポクリン腺とは関係のない体臭だったということもしばしばあるようです。
例えばワキガで悩み、手術を受けたにも関わらず全く臭いが消えない。と感じてしまう場合などは、そもそも悩んでいた臭いはワキガ臭ではなく体臭だった。というようなことも少なくないようです。
ワキガ臭かどうかはワキガ体質かどうかで有る程度判断が可能です。
・両親あるいはどちらからがワキガ体質か？
・耳垢が湿っているか？
・衣類のワキ部が黄色くなるか？
この三つが全て当て余るとかなりの確率でワキガ体質だと判断されます。
